スタジアムの壁の大きなスポンサーロゴが目に入りました。
同僚への質問 その58
Q:「サムスンって、どうしてサムスンなの?」
A:
ザッケローニ監督が率いたこの前の日韓戦、同点だったけど良い試合だったな〜
サムスンという会社は、電子部品や電子製品を中心に扱う韓国のメーカー。
今やグローバルに展開する大企業だけど、1938年に韓国で三星商会を創業した当時は食べ物と着るものが満足になかったことから砂糖や服地を扱っていました。
その後も時代のニーズに合わせて製紙、小売、金融、造船、電子など事業を多方面に拡大し、現在のようなコングロマリット企業となったわけね。
さて、そんなサムスンの名前は創業当時の会社名にもあるとおり、漢字表記にすると「三星」と書きます。
「三」は伝統的に韓国で好かれている数字で、「大きい、多い、強い」といった意味があります。
そして、「星」は「明るく、高く、永遠に輝く」という意味。
つまり、「サムスン(三星)」という名前は単純に縁起の良い名前ってことね。
ちなみに、日本では1998年の日本法人統一まで「サムソン」とカタカナ表記されていたそう。
でも世界的な流れとして、企業の社名の表記と発音は英文表記が中心になりつつあったし、グローバルに展開している企業は特に世界中で同一のプランドとして認識される必要があるという理由から、英文表記の『SAMSUNG』を素直に読んだ「サムスン」に変更されたんだって。
参考:日本サムスンHP