最近、ラー油がブームになっていることを知ったムー太郎。
早速、近所のスーパーに話題のラー油を探しに行きました。
同僚への質問 その52
Q:「桃屋って、どうして桃屋なの?」
A:桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」(食べるラー油)があまりにヒットして、今は品切れ状態が続いているらしいわね〜
私も気になってたから、もし見つけたら私の分もお願いね!
さて1920年(大正9年)の創業当時からびん・缶詰製品のメーカーとして現在も親しまれている桃屋だけど、その由来は「桃」と「矢」でした。それが転じて「桃屋」となったそうよ。
桃が用いられたのは、創業者の小出孝男さんが上海の商学校に学んでいた時に、桃にまつわる中国の故事を知ったのがきっかけでした。
「西遊記」にも孫悟空が不老不死を求めて長寿の桃を食い荒らすという故事があったり、桃は中国では古来から吉兆のしるしや長寿のシンボルとして珍重された果物だったわけね。
それで小出さんは事業の長寿を願うと共に、矢を添えることで「吉兆を射る」、あるいは「桃を消費者に見立てて、その心をとらえる」という意味を「桃屋」に込めたそう。今も商品のふたには桃と矢の絵が描かれているわね。
なので、まるで桃を売っているかと思わせるようなネーミングだけど、創業者の事業に込めた想いが込められているのであって、桃は売っていない桃屋なのです!
参照:桃屋HP、「誰かに教えたくなる社名の由来」本間之英
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