自動販売機で売っていた缶コーヒーに目が留りました。
同僚への質問 その44
Q:「ポッカって、どうしてポッカなの?」
A:
この前東京では初雪が降ったし、ポッカポカの缶コーヒーが恋しくなる季節よね〜。
でもポッカのネーミングは“ポッカポカ”だからって訳じゃなくて、「ニッカーボッカー」という“スソが絞られたズボン”が由来になっているの。
ポッカコーポレーションは、会社が創業された昭和32年(1957年)当時、ニッカレモン株式会社という名前のレモン飲料製造販売会社でした。
創業者が開発したレモン飲料を会社設立前に、ニッカウヰスキーの運営するバー「ニッカバー」のカクテルに使ってもらったことがそもそもの始まりだったのよ。
それからニッカレモンのレモン飲料はヒットし、ニッカバー以外のバーや家庭にも普及するようになります。
そうするとニッカレモンというネーミングでは都合の悪い事もきっとあったんでしょうね。ニッカに変わるネーミングを考えることになりました。
新しいネーミングにはヒット商品のニッカレモンのイメージを残したいと思いながら考えていたところ、ちょうどその頃流行していた「ニッカーボッカー」とよばれるスタイルが思いついたそう。
つまり「ニッカ」と言えば「ボッカ」という思いつきから、「ボ」の響きを良くした「ポッカ」と言う名前が誕生したの。
こうして昭和41年(1966年)にニッカレモンという社名はポッカレモンに変更され、レモン飲料以外の商品が増え始めた昭和57年(1982年)に現在のポッカコーポレーションになりました。

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